みんなが言わないディーラーローンのデメリット

車を購入する時、ディーラーローンにしようか、銀行ローンにしようか悩むことありませんか?

僕は、ディーラーローンも銀行ローンも体験しています。

実際に両方のローンを体験してみて、みんなが言わないディーラーローンのデメリットを知りました。

この記事では、みんなが教えないディーラーローンのデメリットを共有します。

こんな人に読んで欲しい記事
・これから車を買おうとしている人
・ディーラーローンを使おうとしている人
・カーローンについて知りたい人

結論 ディーラーローンは完済後が大変

おおたわら(@otarwara254)です。

先日、120万円のディーラーローンを早期完済しました。

ディーラーローンを完済して「借金ゼロだー!!」と喜んでいました。

そこへローン会社から郵便物が来ました。

「ローン完済したことをお知らせします。
ローンを完済したため、車検証の名義変更をお願いします。」

そのこと。。。

「車検証の名義変更!!?」

そうなんです。ディーラーローンの場合は、車の所有者はローン会社です。

ローンを完済した場合は、所有者を自分に変更する必要があります。


いわゆる名義変更です。

ディーラーローンはローンを完済した後に名義変更が必要となり、完済後にめんどくさいイベントが待ち構えていることは知っておいて損はありません。

平日休めない人や名義変更などの手続きをやったことのない人にとって、完済後の手続きは大きなデメリットです。

ディーラーローンのメリット/デメリット

車の買う時には、ディーラーローンを組むか、銀行でカーローンを組むか悩むことがあります。

ディーラーでローンを組む前には、必ずディーラーローンのメリット、デメリットを知っておくと良いです。

僕は、しっかりとディーラーローンのデメリットを把握できていなかったため、いろいろとめんどくさい状況になりました。

ディーラーローンのメリット
・ローンが通りやすい
・ローンの審査が早い
・値引きしてくれる可能性がある

ディーラーローンのデメリット
・金利が高い
・所有者がディーラーになる

メリット:ローンが通りやすい

ディーラーローンの最大のメリットはローンが通りやすいことです。

銀行のカーローンは、年収や過去の返済実績によってローンが通ったり、通らなかったりします。

しかし、ディーラーローンはかなり無理のあるローンでなければ、大体通ります。

なぜ大半の人がローンが通るかというと、車を担保にするからです。

ディーラーローンで車を購入すると、車の所有者はディーラーとなり、自分は車の使用者になります。

ディーラーローンで購入した車は、「自分のものではなく、ディーラーのもの!」ということです。

ですが、あまりにも高額になりすぎると通りません。

僕の経験上、高すぎる場合は連帯保証人を立てれば借りられそうです。


あれは僕が社会人2年目の頃・・・

日産のフェアレディZを買おうとした時です。

総額450万でした。

総額450万の支払いに対して、100万円の頭金を支払って残りをディーラーローンにしようとしたのです。

さすがに年収と借りる金額に無理があったため、「連帯保証人を立ててくれれば借りれる」と言われました。

車を担保にするだけではダメだったと言うことです。

ディーラーローンも通らないことがあるようですね笑

最終的には、親に100万を借りて、銀行のカーローンで250万を借金して、購入しました。

あの時の自分を怒ってやりたい!!笑

Zに乗れたことは、一生の思い出ですが・・・

メリット:ローン審査が早い

1時間かからないぐらいで、審査結果が出ます。

僕の経験上、ディーラーローンの審査は商談中に完了します。

日産のZを買う時もBMWのX1を買う時もすぐに結果がでました。

銀行のカーローンは、1週間程度かかります。

メリット:値引きしてくれる可能性がある

ディーラーでローンを組むと値引きを狙える可能性があります。

なぜなら、ディーラーでローンを組むことで、ディーラーへのキックバック(お金がもらえる)があるからです。

BMWを買う時は値引きしてもらうためにディーラーローンにしました。

でも金利を考えると大きなメリットはありません。

期待しない方が良いです。

デメリット:金利が高い

銀行ローンとディーラーローンの大きな違いは、金利です。

銀行ローンとして横浜銀行を例に出すと、1%ぐらいです。

ろうきんJAなどであれば、1.7%〜2.5%ぐらい。

それに比べてディーラーローンですが、

日産を例に出すと、残価型ローンで大体5%程度です。

1%と5%では大して変わらないと考えるかもしれませんが、結構大きな差があります。

例えば、100万円をローンで借り、3年で返す場合(元利金等返済)・・・

金利1%金利3%金利5%
利息額
返済期間3年
15,488 円46,916 円 78,920 円

上の表のように、1%と5%では5倍の差があることがわかります。

8万円あればもう一つオプションを付けられます。

たかが数%の違いですが、大きな差が出ます。

ディーラーローンにする場合は、金利に注意が必要です。

デメリット:所有者がディーラーになる

別にだれが所有者になろうとデメリットなんかないじゃん!と思うかもしれませんが、

「車の所有者がディーラーになることを」僕が一番伝えたい大きなデメリットです。

車がディーラーのものになっているだけなら良いのですが、ローンを完済して自分のものにする時に非常に面倒な手続きが必要になります。

ディーラーローン完済後は車検証の名義変更が必要

ディーラーローンを完済した場合は、車検証の名義変更が必要となります。

名義変更を行う方法は2つあります。
・自分で行う
・ディーラーにお願いする

ディーラーに変更をお願いする場合、別途お金がかかる事があります。

幸いなことに僕のお世話になっているディーラーは、名義変更を無料でやってくれました。

ですが・・・

住所変更も必要だったため、いろいろと書類を準備する必要がありました。

住所が変わった場合は車庫証明を取る必要がある

車検証に記載されている使用者の住所と印鑑証明の住所が異なる場合、車検証の住所変更をする必要があります。

住所変更をする時には、車庫証明が必要となります。

しかもこの車庫証明は1ヶ月以内に取得したものでなければいけません。

名義変更と合わせて住所も変更しなければいけない場合は、よりめんどくさくなります。

車庫証明は、税理士にお願いすると1万円程度、自分で行うと3,000円程度かかります。


ディーラーローンは完済した場合の手続きが非常にめんどくさいし、費用がかかるというデメリットがあります。

金利ばかりに目がいってしまいすが、実は名義変更をしなきゃいけないのは結構大きなデメリットです。

なぜなら。。。

名義変更は平日に行かないといけない

ディーラーにお願いしたらお金かかるし、自分で行って安く済ませよう!と思ったとしても、名義変更をするには平日に陸運支局に行かなければいけません。

僕も最初は自分で行こうと思っていましたが、平日の休みがなかなか取れず、1ヶ月ぐらいいけませんでした。

最終的にはディーラーにお願いしました。

サラリーマンであれば、平日は仕事の方が多いです。

しかし、名義変更は平日、陸運支局に行かなければいけません。

住所変更が必要ならば、平日に警察署に行って車庫証明を申請し、平日に警察署に車庫証明を受け取りに行き、平日に陸運支局に名義変更しに行かなければなりません。

最低でも1ヶ月の間に2日、平日に休みを取らなければなりません。

平日に行かなければならないことは大きなデメリットだと言えます。

そのほかにも印鑑証明を発行したり、住民票を発行したりするには平日に役所に行く必要もあ利ます。

というように、車の名義変更は平日にいろいろ手続きをやらなければなりませんので、ディーラーローンを使おうとしている人は要注意してください。

まとめ ディーラーローンは完済後の名義変更が大変

まとめます。

ディーラーローンのメリット・デメリットして

ディーラーローンのメリット

・ローンが通りやすい
・ローンの審査が早い
・値引きしてくれる可能性がある

ディーラーローンのデメリット
・金利が高い
・所有者がディーラーになる

があります。

この中でも所有者がディーラーになるということは非常に大きなデメリットです。

なぜなら、平日に役所や陸運支局に行き、名義変更をする必要があるからです。

住所変更も必要な場合は、最低でも1ヶ月の間に2日間、平日に休みをとって手続きをしなければなりません。

平日休みではないサラリーマンにとって、平日に手続きをすることは非常に大変なことです。

金利ばかりに目が行きがちですが、実はローン完済後に大変な手続きが待っているというデメリットがあることを覚えておいてください。